世界一周をしていると「格安航空券」を基準にルート選択する事があると思います。
時間が掛かる乗換便での移動は日常茶飯事でしょう。
中には、そんな乗換便を逆手に取って「経由地」で降りようと企んでいる人もいるはずです。
結論から言うと「経由地で降りることも可能」ですが、グレーな手法なので失敗すると面倒なことになります…
今回は、マダガスカルのアンタナナリボ発-ナイロビ(ケニア)経由-アディスアベバ(エチオピア)行の飛行機でケニアで途中下車しようとした筆者の体験談を紹介します
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ケニア経由エチオピア行が安い
筆者はエチオピア滞在時にマダガスカル(アンタナナリボ)行の飛行機を購入したのですが、なぜか「ケニア経由の往復便」が一番安かったのです。
ちなにみ、片道便の値段と往復便の値段がほぼ変わらないという謎設定。(世界一周あるある)
ということで、アディスアベバ(エチオピア)-ナイロビ(ケニア経由地)-アンタナナリボ(マダガスカル)の往復便で復路でケニアで降りちゃおうという計画を立てました。
しかし、これが悲劇を生むとはこの時は思ってもいなかったのですが…(最後に体験談を紹介します)
途中降機は基本的にNG
まず、基本的な航空会社のルールから説明すると「経由地に寄る途中降機は基本的に認められていません」
ただ、海外だとチケット発券カウンターの受付がの人が曖昧なときもあって、聞くと「経由地降りる時に言ってみれば?」みたいなことを言われることがあります。
しかし、基本的にはチケットを発見する時に「最終目的地(Final destination)」を聞かれるので、ここで経由地で降りると言うと発券してくれないことがほとんどです。
どうしても、経由地で降りたい場合はチケット発券時に「チケット通りの最終目的地」を嘘でも良いので伝えましょう。(後術しますがリスクもあります)
ちなみに、ここからは自己判断でお願いします。
全ての手荷物を機内持ち込みにすべし
次に乗換便の経由地で降りようとする場合の荷物ですが「全て機内持ち込み」にするようにしましょう。

これが筆者がケニア航空でアンタナナリボ(マダガスカル)発-ナイロビ(ケニア)経由-アディスアベバ(エチオピア)に搭乗した際の「機内持ち込み手荷物」の規定にです。
機内持ち込みて荷物はしっかりとこの規定に遵守刷るようにしましょう。
受託手荷物は途中で下ろせない
- 身の回り品:1名につき1個。サイズ制限40×15×30
- 機内持込手荷物:1名につき1個(各12kg)。サイズ制限55×35×25
- 受託手荷物:1名につき2個(各23kg)。3辺の和(奥行+幅+高さ)は次を超えないこと(158cm)
ケニア航空の規定はこの通りでした。
この規定はおそらくどの航空会社の国際線でも当てはまるはずです。(しっかりご自身で確認をお願いします)
経由地で途中降機するにあたってのポイントは、自分の荷物を「身の回り品+機内持込手荷物」で収めて受託手荷物を0にするということです。
※受託手荷物とはチェックイン時に預ける手荷物で最終到着地にて受け取る手荷物です。
受託手荷物はスルーバッゲージといって、経由地で降ろすことは不可ですので「経由地途中降機」を計画している場合は確実に機内手荷物にするように。
駄々をこねればどうにかなると思っていましたが、無理そうでした。
機内持ち込み規定の確認
受託手荷物を無しにするということは、全ての手荷物を機内持込みする必要があるということです。
世界一周中は何かと荷物がかさむので上述した12kg以内に収めるのは難しいかもしれません。
サイズはあからさまに大きくなければ割と融通が効く(筆者は確認されたことがない)と思いますが、重量は確実に測られるので誤魔化すのは難しいでしょう。5センチ〜10センチくらいなら見過ごしてくれるかも…
身の回り品+機内持込手荷物で12kg
ちなみに筆者は、「身の回り品」と「機内持込手荷物」の重量は別々で、「機内持込手荷物」が12kgを超えなければ良いと考えてました。
(身の回り品は、測るまでもないサイズと判断され大きい方の荷物のみ重量を測られる灯ってました。)
しかし、実際は「身の回り品と機内持込手荷物」の合計がMAX12kgになります。
バックパッカーの世界一周旅行者であれば、身の回り品がサブバックの小サイズのリュックで機内持手荷物がバックパックとなるでしょう。
繰り返しになりますが、この2つの合計が12kg以下でなければ機内に荷物を持ち込むことは出来ないので注意してください。
筆者はここを見誤り楽観的に考えていたせいで、余計なお金に余計なトラブルまで引き起こしてしまいました…
実際に途中降機をした人がいる
エチオピアで出会った旅行者の中に、実際に途中降機をしたことがある人がいたので、手荷物さへクリアすれば行けると思います。
その方はAir Asiaでアジア内を周遊しているときに「何も言わずにしれっと経由地で途中降機」したとのことです。
航空会社の規定では無断途中降機がバレると、「ブラックリスト入」して以後その会社の航空券を購入できなくなるという事が書かれています。
しかし、その方はその後もAir Asiaでバンバン旅行しているみたいなのでこのあたりは運なのかも知れません。
マダガスカルで搭乗した体験談
それでは、筆者のマダガスカル-ケニア-エチオピアの飛行機でケニア途中降機の失敗談を紹介します。
筆者は小さな20リットルのリュックサックと50リットル-65リットル可変タイプのバックパックで旅をしていました。
【筆者の作戦】
ックパックの重量を12kgにすれば良いと考えた筆者は、マダガスカルで新たにサブバック(身の回り品規定内ぎりぎり)を購入して、バックパックの中身をそのサブバックに入れ替えて12kg以下にする作戦を取ったのです。
無駄な出費ですが、新たに航空券を購入するよりは断然安いという判断で「これで完璧や…」なんて思っていました。
そして、いざマダガスカルのイヴァット空港に到着してチェックインです。
一応、重そうな小物類をポケットに忍ばせながら…
合計重量オーバーでチェックインできず
受付のお姉さん「最終目的地はどこですか?」
筆者「ケニ….あ、エチオピア」
目的地申告はクリアです。
受付のお姉さん「受託手荷物はいくつですか?」
筆者「受託手荷物はないです。2つとも機内持ち込み(Carry on)です」
受付のお姉さん「え、そうなの?じゃぁ、重量測るからここに乗せて」(明らかに怪訝な顔)
筆者「OK」大きなバックパックだけを乗せる。
受付のお姉さん「だめだめ、2つとも乗せない」
これで、渋々2つともバックを乗せるとなんと「17.6kg」を計測。
それから、「追加料金を払う」とか「大きい方の重量だけで払ってくれ」とか「どうしても機内持ち込みにしないとやばいんだ」とか色々交渉しましたが、全て却下。
受付のお姉さんに「impossible」を100回くらい言われた気がします…
服を重ね着で重量減
一旦どうするか考えるという事でその場を離れて、再度作戦を立てます。
そこで、思いついたのが「バックの中身を12kg以下にする」ということ。
【筆者の奥の手】
◯洋服を3枚重ね着をする→服は案外重い
◯小物類をぎっしりポケットに詰める→3枚着ると上下に沢山の隙間ができる
◯PCを重ねたズボンのおしりに入れ込め→1kg以上あるPCをバックから抜くのは重要
受付を離れる前に「12kg以下ならいいんだよね?」と念を押して聞いたら、「良いよ」という判断だったので、とりあえずバックパックの中身を軽くするために自分の身につけていきます。
一応、小物類は服で見えないようにしていましたがそれでもずんぐりむっくりと下感じになりました。なんせ▲6キロほどしないといけないので。
そんな状態で、再度受付に行き荷物を乗せます。
「11.6kg」
筆者の狙い通り、12kg以下になり受付のお姉さんに再度交渉です。
一瞬、OKがでかけたのですが周りの他のスタッフとの競技の末「身体中にアイテムを隠し持っているからやっぱりだめ」という結果になりました…
身体に身につけて減量はあり
筆者の場合は▲6kg程の洋服とアイテムを身体に隠し持ってしまったため、明らかに不自然な見た目をしておりました。
しかし、不自然な見た目にならないくらいの「隠し玉」であれば多分行けると思います。
服の重ね着2枚とか、ポッケに本を数冊とかであればご愛嬌かなという雰囲気がありました。
ギリギリ重量オーバーになりそうな人は、事前に筆者の「隠し玉」スタイルを使ってみたら良いかも知れません。
あくまで、見た目が不自然にならないように…
他の人に荷物を負担してもらう
筆者は一人だったのでできませんでしたが、他に一緒に登場する人がいれば荷物の重量を見つつ「その人のバックに入れて貰う」という方法も良いでしょう。
頼む時は嫌な顔をされますが、仕方ありません。
もう一つ案として筆者がおもったのが、「どこかに重たい荷物を置いていおいて、チェックイン後に回収する」という方法です。
【グレーでリスキーな奥の手】
マダガスカルの空港で服を着込んで重量を減らしているときに思ったのですが、「空港って別にモノ取る人いなそう」ということ。
大きなところだと危険かもしれませんが、15分程度荷物から目を話しても大丈夫な空港はいくつもあります。
最悪取られても良い洋服などを、袋ごと放置してチェックイン後にそれを回収するという方法でも大丈夫かなと思いました。チェックインさえすれば以後重量を測られることはないので。
もしくは、他の日本人の人に荷物を見てもらっておくのも良いでしょう。
(あくまで自己判断でお願いします)
チェックイン後にチケットク購入
計画していたケニア途中降機が断念され、急いでチェックイン後に「エチオピア-ルワンダ行」の航空券を購入しました。
なぜかというと、エチオピアには1ヶ月前に入っていてビザが切れていて入国できないからです。(再度ビザ購入すれば良いが80ドルと高すぎる)
途中降機が失敗すると、その後のスケジュールをすぐに考えて入国か他の国への乗換を選択しないといけません。
予定ルールの変更もあるので、そのあたりは念頭に置いて行うことをおすすめします。
また、別の記事で書きますが、この判断が「ロストバッゲージ」につながるとはこのとき思いもしていませんでした….